音楽

2009年10月18日 (日)

「1,000カーニバル」を観た。

P1000059




先日、クラブチッタ川崎でGargoyleのライヴを観てきました。

1,000カーニバルと銘打ったこの日のライヴは、
通算1000本目のライヴ。

入場の際に
写真の手袋を渡されました。

まず、オープニングアクトがあり、その後本編へ。

今回は1000本目の特別ライヴといった感じで
黒密典から以外の曲も多かったようです。

久しぶりにライヴを観たのに何ですが、
「あめえばらいふ」や
「月下濫觴」
「カタルシス」
「ナチュラル」
「僕らはやがて水へとかえる」
など久しぶりに聴いた曲もあり
良かったのですが、
黒密典の中でお気に入りの
「ゼロブラッド」が聴けなかったのが残念。

特効もレーザーあり、
火柱あり、
空気砲ありと、
超豪華でした。

でんじろう先生がいるのかと思いました。

「人の為」では入場時にもらった手袋をして
恒例の振り付けをしました。

ビデオ撮影していたので
どんな風に映っているのか気になります。

商売上手です。

数年ぶりに参加したワンマンライヴですが、
相変わらずのGargoyleが観れて安心したし、
改めて変わらない姿勢に脱帽しました。


黒密典Music黒密典


アーティスト:Gargoyle

販売元:first cell

発売日:2009/09/03
Amazon.co.jpで詳細を確認する


2009年8月 1日 (土)

仏陀L

先日、タワーレコードまで行ったにもかかわらず
結局売ってなかったので、ネットで注文して買いました。

言わずもがな、筋少のメジャーデビュー作品、
「仏陀L」の復刻盤です。
リマスタリングされ、音もクリアになっているということですが、
オリジナルはダビングしたカセットテープしか持ってないので
音質がどの程度良くなっているかはわかりません。
しかし、中古CDはどこもプレミアが付いていて
手が出せなかったので再発されただけでもうれしい。
久しぶりに「仏陀L」を聴いて、
「デビュー作品なのにこんなに名曲揃いだったのか」
と改めて驚嘆しました。
GUNS N' ROSESの
「APPETITE FOR DESTRUCTION」みたいなもんです。
「モーレツ ア太郎」
「釈迦」
「副耳の子供」
「オレンジ・エビス」
「孤島の鬼」
「サンフランシスコ」
「イタコLOVE~ブルーハート~」
「ノーマン・ベイツ」
「ペテン師、新月の夜に死す!」
曲名を並べてみるとちょっと違う気もするけど…

80年代筋少の良さは、
何と言っても三柴江戸蔵(通称:エディ。現:三柴理)の
存在にあると思います。
エディは僕が最も敬愛するピアニストです。
あの風貌からおよそ想像がつかないほど繊細で、
流麗で、荘厳なピアノを弾いたかと思えば、
時に情感豊かな力強いピアノを弾き、
オーディエンスを鼓舞するような
激しいライヴパフォーマンスもする。
マイクを持たせ、話をさせれば、人柄の良さがにじみ出てしまう。
筋少メンバーとしてデビューするも、
「(タイトなスケジュールのため)ピアノを練習する時間がない」という
理由で脱退してしまうほどピアノを愛して止まない人です。
余談ですが、僕も自分の結婚式ではエディの「黎明第二稿」を
使わせて頂きました。
復活した筋少では未だサポートメンバーという立場ですが、
是非一度ライヴでエディの演奏を体感してみてください。

仏陀L(紙ジャケット仕様)


2009年6月14日 (日)

ノイズなんかいらない。

最近までウォークマンのノイズキャンセリング機能は
使ってなかったんですが使ってビックリ。
電車の騒音なんかにはかなり効果があります。
ノイズキャンセリングの仕組みって
要は騒音の周波数と逆位相の信号を発生させて
打ち消してるんだと思いますが、
ということはイヤホンにマイクが内臓されてるってこと?
でも、騒音をマイクで拾ってそれと逆位相の信号を
発生させるのにタイムラグはないんでしょうか?
コンデンサで位相をずらしたとしても実際の騒音は
待ってくれないわけだから意味無いような気がするし…
素人にはよくわかりません。

でも使う人は仕組みなんか知らなくていいっていうのは
円天理論だからわかるようになりたいなぁ。

2009年5月31日 (日)

~「シ-ズン2」発売記念の特別な筋少ツアー!~

行ってきました。昨日。
LIQUIDROOM 恵比寿にて筋少のライヴ。
去年の武道館以来です。

フロアがいっぱいだと思ったら、ソールドアウトだったみたいです。

「心の折れたエンジェル」
「ドナドナ」
と、アルバムの曲順通りに2曲演った後、いきなり長めのMC。
いつも通りです。
てゆーかMCでも「筋少のライヴはいつも特別だから、
いつものようなライヴをやる」みたいなことを言っていました。そして
「日本印度化計画」
いつも通りだ。
『シーズン2』の曲以外は、その他に
「戦え!何を!?人生を!」
「これでいいのだ」
「イワンのばか」
「トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く」
などを披露して本編終了。

その後、アンコールで登場したウッチーが1弦ベースを弾き出して
「ゴーゴー蟲娘」
これはまさに特別だ。
10年ぐらい聴いていない曲でした。
勿論ライヴでは初めて聴きました。
それから「釈迦」も演りました。
そして最後は「ツアーファイナル」 。
「ゴッドアングル Part.2」が聴けなかったのは残念でした。

しかしそれ以上に俄か筋少ファンにとっては
うれしいお知らせがありました。
『仏陀L』から『UFOと恋人』までの
廃盤になっている8枚のアルバムが
リマスタリングされて復刻されることになりました。
紙ジャケ仕様とのこと。
『仏陀L』はダビングしたテープしか持ってなかったので
ようやく良い音で聴けるようになります。
さらに復刻記念ライヴも9月にやるとのことで、
当然当時の楽曲中心のライヴになると思われます。
今年はますます筋少から目が離せない。

今回のライヴで印象に残ったMCは
「筋少はいつなんどき、どこでもアウェイの存在だ。
きっとみんなもいつでもどこでもアウェイの存在」
という部分でした。
笑いを取っていましたが、
きっとみんな心の中で頷いていたことと思います。

【追記】
アルバムジャケットはやはりMCのネタになっていました。

2009年5月30日 (土)

シーズン2

シーズン2

「新人」以来の筋少オリジナルアルバムです。
今聴き込んでいる所ですが……いい!
これはいいアルバムです。

全13曲、捨て曲なし!

最近バンドブームのころのバンドがいくつも再結成しましたが、
筋少ほど復活してから順調に活動を継続しているバンドはないんじゃないだろうか。

全部いいけど、いくつか挙げるとすれば

「ドナドナ」
これはシングル「ツアーファイナル」にも収録されていましたが何度聴いても聴き飽きない、おいちゃんのメロディーメーカーとしてセンスが遺憾なく発揮された名曲です。

「人間嫌いの歌」
オーケン作曲の歌。『人間てやだな』のフレーズが何故か心地いいです。

「世界中のラブソングが君を」
これは名バラード。久しぶりに音楽聴いていて鳥肌が立ちました。
しかも筋少でワルツは珍しいんじゃないでしょうか。

「ロシアンルーレット・マイライフ」
これはライヴ向きの曲。きっと盛り上がるに違いない。
歌詞に『BGM「BACK TO USSR」』という1節がありますが、これはビートルズの「BACK IN THE U.S.S.R」のことでしょうか。
『カリンカリンカマヤ』はどうやらロシア民謡のようです。

「蓮華畑」
これは何とも言えない不思議な曲です。
ノスタルジックな感じから、イメージは時間帯で言えば夕方です。

「ノーマン・ベイツ'09」
皆さんご存じの通り筋少初期の名曲「ノーマン・ベイツ」のセルフカヴァー。
エディの印象的なピアノリフがカッコイイ。
橘高のギターでよりハードに仕上がっているので「ノーマン・ベイツ」の不気味さは薄れていますが僕は好きです。

「ゴッドアングル Part2」
ウッチー作曲のプログレロック。
特撮の「美少年で探偵でS」のような雰囲気を持った6拍子の曲です。
語り部分の『歯の裏側矯正をしているんだ!』が印象的です。
そんな歯並び矯正があることを初めて知りました。
それにしても『歯の裏側矯正』なんて言葉を歌詞にするなんてさすがオーケンといった感じです。

「ツアーファイナル」
シングルにもなっているので今更なんですが、この曲に限らず、やっぱり橘高とエディが一緒に演っているというのはファンとしてはとても幸せです。

このアルバムの唯一残念な点はジャケットのアートワークです。
このイラストはどんなもんだろう。
もうちょっと他のアイディアはなかったんだろうか。
少なくとも楽器がきちんと描かれていないのはどうにも納得がいかない。

2009年4月13日 (月)

キュピア Vol.1

【送料無料選択可!】キュピア Vol.1 / オムニバス


犬神サーカス団の初期の名曲「兄の病の特効薬は死臭漂う血の池地獄のような人肉スープの形而上学」、通称「人肉スープ」が収録されています。
「人肉スープ」はすでに廃盤になっているえびす温泉の「ヒットパレード」にしか収録されていなかったため、ライヴでしか聴くことができませんでしたが、いつの間にか再録されていました…不覚。
タイトルとは裏腹に美しいメロディーの曲で、アルバムの中で異彩を放っています。

2009年4月 3日 (金)

奇跡のロックギター

ヤマハムックシリーズ 奇跡のロックギター 超速弾き 伝道の書(脅威の指南DVD付) (ヤマハムックシリーズ)Bookヤマハムックシリーズ 奇跡のロックギター 超速弾き 伝道の書(脅威の指南DVD付) (ヤマハムックシリーズ)


販売元:ヤマハミュージックメディア
Amazon.co.jpで詳細を確認する


ギターの教則本ですが、
犬っ子だったら買っておくべきでしょう。

DVD付きで、何と情次さんがスウィープ奏法まで披露しています!
こんなのライヴでも観たことないよ!
そもそも犬神の曲に使われてませんが。

それにしても情次さんのコメントに人柄がよく表れていて
それだけでも一見の価値は、

あると思います。

練習曲もカッコイイ仕上がりになっています。
あんな風に弾けるようになりたい。

2009年3月14日 (土)

ヘンテナツアー前哨戦パラボラナイト

だいぶ前になりますが、3月2日に渋谷O-EASTで行われた
GO!GO!7188のライヴを観てきました。

O-EASTに行ったのは数年ぶり、
確か特撮、フラワーカンパニーズ、銀杏BOYZの3マンを観て以来。
会場に着いて、身軽になるためコインロッカー使用。
O-EASTって300円もするんですね…。
何気にGO!GO!7188のライヴを観るのは初めてなので
上手の中段辺りで観ることにしました。
上を見上げるとミラーボールを発見。
『「食わずギライ」で回るかなぁ』などとぼんやり考えていました。

ライヴの内容は、「アンテナ」発売ツアーの前哨戦ということで
「アンテナ」の曲が中心でした。
GO!GO!7188はタテノリの曲が多いのでライヴが盛り上がりますね。
1曲目の「地球最後の日」から自然に引き込まれました。
「食わずギライ」では予想通りディスコビートに合わせて
ミラーボールが回り思わずニヤリ。
そして「on the まゆ毛 ~切りすぎて~」ではギターを
黒のレスポールカスタムに持ちかえていたので
「ギブソンか?」と、ロゴを必死で確認してしまいました。
バスドラはきっとツインペダルだったと思います。
「ふたしかたしか」ではアウトロのギターの外音を左右に振ったりして
妙に幻想的で引き込まれました。
そしてバラードの「満天の星 春の庭」も良かったです。
アンコールが無かったのは残念でしたが十分楽しめました。

2009年2月26日 (木)

アンテナ

アンテナ


ようやくGO!GO!7188の新譜「アンテナ」買いました。
只今ヘビーローテーション中。
「on the まゆ毛 ~切りすぎて~」はGO!GO!初?のメタルナンバー。
でもサビがシンコペーションになっていたりするところはGO!GO!調?
ドラムはツーバス?ツインペダル?

謎です。

2009年1月 4日 (日)

サーカス団、武道館へ帰る

サーカス団、武道館へ帰る [DVD]


2008年9月21日に行われた筋肉少女帯の武道館ライヴのDVDです。

全曲収録されていて、さらにMCもほぼノーカット。

あの日の感動が甦ってきます。

さらにDVDでは音がクリアに聴こえるので、
会場では聴き取れなかった楽器の一音一音がよくわかり、
改めて筋少楽器隊の凄さがわかります。

MCでは、途中疲れ果て、
エネルギーを補給しないと動けない、とオーケンが駄々をこねる
場面もそのまま収録されていました。
最後、観客の女の子がステージに駆け寄り、
チョコを投げ入れるところは残念ながら映っていませんでしたが。

もう一つ残念なのは、エディに向かってオーケンが

「ルネッサーンス!」

と言った場面が収録されていなかったことです。

是非入れてほしかった。

2008年12月27日 (土)

高嶋ちさ子 12人のバイオリニスト

http://www.j-two.co.jp/c-ensemble/

この前の日曜日に越谷サンシティホールで「高嶋ちさ子 12人のバイオリニスト」のコンサートを観て来ました。クラシックのコンサートは久しぶりでしたが、今まで観たクラシックのコンサートの中で一番面白かったです。高嶋ちさ子さんの話芸に脱帽しました。勿論バイオリニストとしても凄かったですが、エンターテイナーとしての才能がそれ以上に溢れていました。
それにしてもクラシックはアコースティックなのに、あれだけの音量が出せて良いですね。そしてアコースティックなだけに生で聴くのが一番だと思いました。
また機会があったらクラシックコンサートに行ってみたいと思います。

2008年12月26日 (金)

六.二一事件

六・二一事件


GO!GO!7188のライヴDVDです。

とのさまツアー2001 於:日比谷野外音楽堂』から7年の歳月が過ぎ、同じ野音で行われたライヴです。見比べてみると成長ぶりが窺い知れます。バンドとしてのまとまりは以前にも増し、自信から来る安定感と存在感が感じられます。『とのさまツアー2001 於:日比谷野外音楽堂』の時は若さゆえの痛々しさや尖がった感じがあり、それはそれで良いのですが、今回のライヴDVDではさらにオーディエンスとの一体感やプロとしての凄みを感じることが出来ます。音も格段に良くなっています。そして、改めてこの7年間で良い曲をたくさん増やしたことが実感できるセットリストだと思います。

2008年11月12日 (水)

「夜行列車極楽行」

夜行列車極楽行


犬神サーカス団の新譜です。「電車」をテーマにしたコンセプトアルバム、ということで色々趣向が凝らしてあってとても面白い作品になっていると思います。一度聴いただけではわからない細部にも工夫が施されてあったり、全体を通しての物語性も上手くまとまっています。ただ、CDを聴いただけでは気付かなかった部分も多々有り、深く作品を理解するためには音楽雑誌「Cure」などのインタビュー記事を読むことをお勧めします。きっと「ああ、そういうことだったのか」とアハ体験することになるでしょう。

今回の楽曲の中では「猫町」が一番のお気に入り。

2008年11月11日 (火)

黒帯ロッカーズ

先月末、久しぶりに高田馬場CLUB PHASEでGargoyleと犬神サーカス団のライヴを観ました。犬神はおよそ1年ぶり、Gargoyleは1年半ぶりでした。KATSUJIのツーバスはマシンガンのごとく。Gargoyleは「獣道」以降のCDを買ってなかったので、物販で「刃」「龍風」の2枚、そしてDVD「虹遊」を買いました。「虹遊」を観て20周年記念ライヴ行っておけば良かったと後悔しました。「ジェットタイガー」は良い曲です。ライヴではTOSHIの投げたアメが顔面を直撃。Gargoyleのライヴでは昔から色々よく当たる気がします。

Music刃~YAIBA~


アーティスト:Gargoyle

販売元:インディーズ・メーカー

発売日:2007/07/15
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Music龍風


アーティスト:Gargoyle

販売元:インディーズ・メーカー

発売日:2005/08/15
Amazon.co.jpで詳細を確認する

虹遊DVD虹遊


販売元:ビデオメーカー

発売日:2008/06/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する


2008年9月 8日 (月)

GO!GO!7188「虎の穴2」

虎の穴2


カヴァーアルバム第2弾です。

1. 渚のシンドバット
2. ジェニーはご機嫌ななめ
3. 飾りじゃないのよ涙は
4. アタックNo.1
5. 恋の季節
6. ギンギラギンにさりげなく
7. スパイダー

以上、7曲入りです。
「飾りじゃないのよ涙は」のアレンジは度肝を抜かれました。
「そう来たか!」って感じで。

http://jp.youtube.com/watch?v=EABG0WXbUlc
「飾りじゃないのよ涙は」GO!GO!7188

http://jp.youtube.com/watch?v=TgsoJrzplUI
「Detroit Rock City」KISS

「恋の季節」のアレンジも驚きましたが「飾りじゃないのよ涙は」を聴いた後だったので「あ、そういうことか」と妙に納得しました。
意外だったのはスピッツの「スパイダー」でした。誰かスピッツ好きなんでしょうか。

2008年9月 4日 (木)

筋肉少女帯「ツアーファイナル」

ツアーファイナル

今月21日に武道館ライヴを控え、発売されたニューシングル。
4曲入りで4曲とも新曲。

1.ツアーファイナル(橘高作曲)
2.ドナドナ(おいちゃん作曲)
3.中学生からやり直せ!(オーケン作曲)
4.へそ天エリザベスカラー(おいちゃん作曲)

タイトル曲の「ツアーファイナル」も捨て難いけど「ドナドナ」が良すぎる!改めてメロディーメーカーとしてのおいちゃんの才能を認識させられる曲です。シンコペーションが心地良く体を刺激します。
橘高のギターソロも、自身が作曲した曲より人が書いた曲の方が「作曲者がイメージしていた以上のソロを弾いてやる」という意気込みのようなものが感じられます。
そして、これぞ橘高節と言えるロングノートチョーキングと速弾きの合わせ技は「中学生からやり直せ!」で堪能できます。
聴き所満載の名盤です。

2008年9月 1日 (月)

筋少リリースラッシュ

at 武道館
筋少祭りだ!90分


2作品が同時にDVDにて復刻されました。
しかもどちらも特典映像付き。
そして特典映像が結構長い。
嬉しい限りです。
さすがに特典映像の方は画質が落ちますが。
でも、ビデオ版はダビングしたものしか持っていなかったので良かったです。
しかしメディアが新しくなるたびに特典が付いて復刻していくのかな?
と考えると、今度はBDでさらに復刻されたりするのだろうか。
いろんなものをパッケージして。
まあそれも人気がある証拠だろうけど。
「BOOWY PERFECT COMPLETE」なんかは如何にも出そうな気がします。
例え英文法的に間違っていても。

2008年7月19日 (土)

忘れた頃にやって来た。

 Various/発禁流出: 3




HMVの通販で5月末に注文したにもかかわらず、「入荷が遅れています」とメールが来て以来1ヵ月半。何の音沙汰もなく、注文したことすら記憶が薄らいできた7月半ばになって、ようやく届きました。
参加アーティストは

ぐしゃ人間
アナアキイズ
駄菓子菓子
ヒゲと味噌汁
ソープランド揉美山

各3曲ずつ収録されています。駄菓子菓子とソープランド揉美山以外は初めて聞きました。
ぐしゃ人間はなかなか良かったです。ギターはモダンな感じの音作りで轟音でした。2曲目の「クズ唄(瞬殺編)」のイントロギターのクリーントーンもハムバッカーのリッチな音色で好きな感じで。
アナアキイズは曲名もちょっと書きにくいし、メンバーの名前すら放送禁止用語でした。
駄菓子菓子はいつの間にかベースの人が替わってました。
ヒゲと味噌汁は写真を見たところみんな女性のようですが、音作りは結構豪快です。音楽性も見た目とはギャップがあると感じました。
ソープランド揉美山は「わっしょい!わっしょい!」「ししゃも」「愛は魔薬」の3曲。「わっしょい!わっしょい!」は別のオムニバスアルバムにも収録されていた気がしますが、持ってないので別バージョンかどうかは未確認です。「ししゃも」も『夜のSHITパレード★』に収録されていますが、『夜のSHITパレード★』を持ってないので別バージョンかどうかは未確認。「愛は魔薬」は初収録?わかりませんがギターソロがカッコイイです。夏マンさん脱退前の貴重な音源だと思います。ダッチの高域での首を絞められているような歌声もバッチリ決まってます。

今HMVのサイトを確認したところ、すでに「発禁流出3」はヒットしなくなってました。山野楽器ではまだ扱ってるようです。いずれ廃盤になってしまうのでしょうか。欲しい方は早めに購入した方が良いかも。

発禁流出3発禁流出3
販売元:山野楽器
山野楽器で詳細を確認する

2008年6月27日 (金)

五十嵐公太「ONE*NESS」

ONE*NESS


1. 雷電湯澤
2. 角田 mittan 美喜
3. 高橋まこと
4. Soul toul
5. ファンキー末吉
6. LEVIN
7. 崎山龍男(SPITZ)
8. 小関純匡
9. 猪俣猛
10. Toshi Nagai
11. 酒井 麿
12. 菊地英二
13. Sakura(S.O.A.P.)
14. つのだ☆ひろ
15. 宮脇JOE知史
16. 太田 明
17. JOE(CYCLE)
18. 本間 大嗣
19. ヤガミ・トール(BUCK-TICK)
20. 菅沼孝三
21. 真矢
22. ジョニー吉長
23. 向山テツ
24. 湊雅史
25. 村石雅行
26. 村上‘ポンタ’秀一

元JUDY AND MARYのドラム、公太さんのDVDですが、いわゆる教則DVDとは違うものです。勿論いくつかのリズムパターン解説やドラムソロ、TAKUYAとのセッションなんかもありますが、一番の見所は色んなドラマー(上記の人たち)との対談です。僕はドラムを叩いたことがないので技術的なことは全然わかりませんが、それぞれの人のドラムに対する姿勢や考え方、バンド内でのドラムのポジションなどが違っていて面白かったです。特に「バンドでリズムが乱れると他のメンバーはドラムのせいにするけどホントは違うんだ」という話が(酒井さんだったかな?)。そしてみんなドラムが好きなんだなという気持ちが伝わってきました。
個人的には筋少、BOOWY、BUCK-TICKが好きなので太田さんやまこっちゃん、ヤガミ・トールさんが見れて良かったです。そこが見たくて買った部分もかなりあります。

今まではギター中心に聴いてしまうのが癖になっていましたが、このDVDを見てからちょっとドラムにも意識が向けられるようになった気がします。

2008年5月 3日 (土)

犬神サーカス団とBOOWY。

最近買ったCDとDVDです。

呪恋(DVD付)

まずは犬神サーカス団のミニアルバム「呪恋」。
犬神サーカス団を聴き始めて8年近くなるためか、歌詞に関しては「路上」や「父親憎悪」を初めて聴いた時のような衝撃や感動は、正直なところありませんでした。歌詞の内容は相変わらず放送には乗せられないようなものばかりですが、それに慣れてしまったのかもしれません。まだ聴き込んでいないのでこれから印象が変わることも考えられます。曲に関しては情次2号さん作曲「欲望」「死に損ない狂詩曲」が良かった。「欲望」はギターリフもギターソロもカッコイイ。「死に損ない狂詩曲」は面白い曲調だと思いました。「平成デモクラシー」に通じるものがあります。情次2号さんの曲は明さんとは違う魅力があり、今後もどんどん作曲してほしい。明さん作曲「憑物」も犬神らしくて良かった。ライヴに行かなくても観客のノリがわかりそうな掛け合いとかはちょっと王道過ぎる気もしますが。それから「オルゴール」のような2拍子の曲は最近聴かないのでメロディーは犬神らしい曲ですがちょっと新鮮でした。

LAST GIGS COMPLETE

続いてBOOWYのDVD「LAST GIGS COMPLETE」です。
BOOWY世代、という言葉はBOOWYがあまりにも幅広い世代に支持されているため、どの年代を指すのかはよくわからないのであまり適切ではありませんが、僕はBOOWY世代です。しかし残念なことに僕は音楽に対して興味を持ち始めたのが人より遅かったため、僕がBOOWYのファンになったときにはすでにBOOWYは解散していました。

ここでちょっと昔話を。このLAST GIGSが行われた当時、僕は中学生で、BOOWYというバンド名は知っていましたが「ロック=不良や怖い人たち」というイメージを抱いていたため、ロックを遠ざけて、テレビ番組で取り上げられるようなニューミュージック等を聴いていました。確か初めて買ったCDは長渕剛の「とんぼ」です。だからBOOWYは友達が聴いていたので「MARIONETTE」くらいは知っていましたが特にいいとは思いませんでした。そんな当時の僕にちょっとした事件がありました。ある日いつものように学校に行くと僕の下駄箱の中に1本のカセットテープがむき出しになって入っていました。
「これはもしかして…愛の告白…!?自らの肉声を、その思いのたけを、テープに吹き込んで届けようと…直接渡すのは恥ずかしいから…誰も見ていない時間を見計らって、そっと下駄箱に忍ばせておこうと…。そういうことか?!蓋の付いていない下駄箱なので外から丸見えだけど…。カセットケースもなければメッセージらしいメモ紙も何もない、ちょっと汚れているカセットテープ…」
とりあえず僕は誰も見ていないのを確認して、素早く体操着を入れているスポーツバッグにカセットテープを滑り込ませました。家に帰ると自分の部屋のラジカセで早速そのテープを再生してみました。するとスピーカーから何やら聴いたことのない音楽が流れてきました。
「ははぁ。さては自分の好きな音楽をまずは聴いてほしいということか。その後に自分の声を吹き込んで…」
などと考えながら聴けども聴けども一向に僕に想いを寄せる女子の声は聞こえてきません。結局A面が終わりB面に変えながら
「そうか。B面の最後に入っているのか」
と思い立ち、B面は少し早送りしながら聴きました。辛抱強く最後まで曲が終わった後も再生し続けましたが、結局愛の告白は録音されていませんでした。
で、このテープに吹き込まれていた曲がBOOWYの「MORAL+3」だったことを知ったのは高校生になってからでした。高校に入って環境が変わり、クラスメイトも変わってもBOOWY人気は変わりません。むしろBOOWYファンが増えていました。僕としてもみんながそんなに騒いでいるBOOWYが気になり出した頃、小学校時代からの友人もBOOWYを薦めてきたということもあり、CDを買ってみることにしました。当時のCDショップは現在と違って視聴できるようなサービスがなかったため、どのアルバムにするかかなり悩みました。色々なアルバムを手に取り、曲名などを見比べてみると、色々なアルバムの曲が入っている1枚のアルバムを見つけました。
「これってベスト盤かな?」
と思い、とりあえず収録曲も多いので買ってみたのが「LAST GIGS」でした。初めて買ったBOOWYのCDはライヴ盤だったのです。今ならそれもありかなと思えますが、当時の僕にはライヴ盤の良さなど全く分かりませんでした。
「歓声が入ってる…」
と、がっかりしたものです。

何だか話がだいぶ逸れましたが、その後もCDを買い、聴いていくうちにどんどんBOOWYにハマっていったのです。最近発売が相次ぐBOOWY関連商品はそんなに買っているわけではありませんが、やっぱりこれは買わずにいられませんでした。勿論何年か前に出たDVD「LAST GIGS」も買ったので東芝EMIの姑息なやり方は納得できませんが、収録されているBOOWYのライヴ自体はやはり最高で今観てもカッコ良かった。

2008年4月 6日 (日)

筋肉少女帯。そしてスターリン。

引き続き最近買った作品のレビューでも。

大公式2
「大公式2」(筋肉少女帯)

17曲入りですが筋少のコアなファンにとってはあまりお買い得とは言えません。僕も新録の「福耳の子供'08」「少女の王国('08ヴォーカル・バージョン)」と未発表曲「タイトロープ」のためだけに買ったようなものですが「タイトロープ」は40数秒のCM曲でした…。
筋少を初めて聴く人にとっては「SISTER STRAWBERRY」から「最後の聖戦」まで色んな時代の筋少をこれ1枚で聴けるのでいいかもしれません。しかしなぜ筋少のベスト盤にまんが道の「ボヨヨンロック」を入れるのだろうか。売上を伸ばすためならむしろ「ドリフター」を入れてほしかった。まあ無理なのかもしれませんが。
それでも買わずにはいられないのがファンの悲しい性です。

STOP JAP NAKED
「STOP JAP NAKED」(THE STALIN)

説明するまでもなく日本のパンク史上絶対に外すことのできないバンド、スターリンです。今でも数々のアーティストがリスペクトしています。オーケンもソロプロジェクトで「ロマンチスト」と「天プラ」をカヴァーしたりトリビュートアルバムにも参加しています。
で、この作品はレコ倫から修正を余儀なくされた「STOP JAP」の修正前のオリジナル歌詞で復刻されたものです。当時レコ倫にはスターリンシフトとでもいうべき監視体制があり、他のアーティストなら問題にならないような言葉さえスターリンでは使えないというような状況があったとミチロウさんのエッセイで読んだことがあります。僕はリアルタイムでスターリンを聴いていたわけではないのですが、当時のスターリンが音楽以上にスキャンダラスなライヴパフォーマンスによって注目され、世間を騒がせていたという話を聞けば、そうなるのも仕方ないのかもしれません。
ただ、スターリンのカッコ良さはそれだけではありません。遠藤ミチロウさんの言葉を選ぶ言語感覚はやはりすごい。決して頭の中を素通りしない、引っかかるものがあります。皺のないツルツルの脳ミソにもグッサリと突き刺さるような何かが。不安なものに形を与えず、漠然としたまま受け入れろ、というような。誰が言ったか忘れましたが「不安とは対象がはっきりしないから不安なのだ。対象がはっきりすればそれは恐怖に変わる」というようなことを言っていましたが、するとスターリンが紡ぎ出す音楽は不安であり、スターリン自体は恐怖なのだろうか。しかし僕にとってスターリンは「恐れ」というより「畏れ」に近い存在のような気がします。それがカリスマということなのでしょうか。
とにかくカッコイイ!
その一言に尽きます。

2008年4月 5日 (土)

最近はメタル指向なのだろうか

僕は結構物持ちが良い。

というより物が捨てられない性質なので物がいっぱい溜まってしまいます。古くはつくば万博のパビリオンのパンフなんかも何故だかよくわからないけど取ってあります。

そして実家にはまだ捨てずに取ってあるCDが数百枚あります。筋少や犬神サーカス団などのよく聴くCDは今の住居に持ってきていますが、さすがに全部持ってくると置き場に困ってしまうのでやむを得ずコレクションのほとんどは実家に置きっぱなしです。しかしたまに「あの曲聴き返したいな」と思うことがあるのです。ありますよね?

先日久しぶりに陰陽座とオジー・オズボーンとGargoyleが聴きたくなり実家に取りに行ってきました。
陰陽座は陰陽珠玉(初回限定盤)
オジー・オズボーンはThe Ozzman Cometh: Greatest Hits(Limited Edition)
Gargoyleは
陰陽座は何枚か持っていますがとりあえずベスト盤を持ってきました。過去の名曲が2枚組にぎっしり入っているのでこれだけでも十分満足できます。まあ、陰陽座に関してはあまり詳しくないです。ライヴも1回しか見たことありません。陰陽座が今ほど売れる前、名古屋ELLで犬神サーカス団、グルグル映畫館との3マンでのライヴでした。勿論当時の僕は犬神目当てで、陰陽座に関しては異形の宴で聴いていた程度。メンバー構成もあまりわからず、ちょうど狩姦さんが腕を骨折かなんかでギターが弾けず、4人でのステージでした。おそらく招鬼さんがアレンジしてギター一人で頑張っていた貴重なライヴだったと思いますが、生憎それまで一度も陰陽座のライヴを観たことがなかったので何がどう違うのか全く分かりませんでした。今思うと勿体無いことをした気がします。
オジー・オズボーンに関してはさらにわかりません。持ってるCDもこれとオズモシスの2枚だけ。なのでとりあえずベスト盤を持ってきました。オジーは名ギタリストを見つけるのが上手いと言われていますが、まさにその通りだと思える1枚です。ブラック・サバス時代のトニー・アイオミから、ランディ・ローズ、ジェイク・E・リー、ザック・ワイルドなど名立たるギタリストのプレイを一度に聴くことが出来ます。中でも「Crazy Train」「Mr. Crowley」「Paranoid」とランディ・ローズがいいです。
Gargoyleの璞(あらたま)は初期三部作の3作目です。ご存じの通り1枚目は「禊」、2枚目は「檄」。僕がGargoyleのファンになった1998年当時は、すでにギターの屍忌蛇が脱退し、後任のKENTAROと与太郎が加入していた時期でした。「禊(みそぎ)」と「檄(ふれぶみ)」はすでに再発盤が出ていたため比較的入手しやすかったのですが、「璞」だけは再発されておらず各地の中古CD屋巡りをしたものです。結局なかなか見つからなかったため友人にダビングしてもらったカセットテープを聴いていましたが。だから中古CD屋で見つけた時は嬉しくて4800円とプレミアが付いていましたが即買いしました(当時インディーズCDの取り扱いで有名だった某CDショップでは10000円近い値がついていた時代でした)。で、それの再発盤なわけです。屍忌蛇はこの後「天論」でメジャーデビューをしたところで脱退し、VOLCANOやアニメタルで活躍するわけですが、そんな屍忌蛇の若かりし頃のギターは必聴です。特に「DOGMA」のギターソロはインペリテリも絶賛したなどというまことしやかな噂もあります。勿論KIBAさんの圧倒的存在感を放つボーカルも必聴、というより嫌でも脳にこびりつくことでしょう。

2007年12月25日 (火)

サマー・オブ・ラヴ!

8月から12月まで5ヶ月連続で犬神サーカス団がCDをリリースしましたので今回はその紹介をしたいと思います。

犬っ子だから。

光と影のトッカータ

まずは第1弾『光と影のトッカータ』

1曲目「光と影のトッカータ」
犬神サーカス団を知っている人なら「トッカータ」などとちょっとお洒落な単語がタイトルに入っていても、幸せな内容の歌詞ではないことくらい察しがつくと思いますが、まさか歌詞の1行目で出来たばかりの恋人が2行目で死んでしまうとは!一体この後の展開はどうなってしまうのだろうと思っていると、話は1人称の物語を越え、ついには光と影のモチーフを形而上ではなく科学的な切り口で展開していくという、明さんのクレバーな一面が垣間見える作品です。
ちなみにYOU TUBEでプロモーションビデオが見られます。

2曲目「腐乱のあなた」
3拍子の犬神らしい曲です。美しくも悲しいメロディーに残酷とも思える歌詞は犬神の王道と言えるのではないでしょうか。純粋に突き詰めた愛情は狂気の如く、という感じです。例えば「骨まで愛して」というような言葉はメタファーとしては非常にロマンチックだけど、それを文字通り受け取ってしまったら常軌を逸してしまいます。しかしそれを方法論として意図的に作品世界に取り入れていくのが明さんの作詞法の一つになっているのではないでしょうか。また、犬神の3拍子や6拍子の曲は初期の頃から「青蛾の群」「廃墟の街」など名曲揃いですが、これも例に漏れず名バラードです。

3曲目「鬼畜」
これは『蛇神姫』に収録されていた曲の再録です。現在『蛇神姫』が入手困難になっているので持ってない人にとっては嬉しい心配りです。若干テンポが速くなっているのと、アウトロがフェイドアウトではなく、ライヴ時のように変更されている以外はほとんどアレンジも変えてないようです。ノリのいいロックです。歌詞は相当凄いけど。

備考
今回の一連のCDジャケットはSUMMER OF LOVEの頃(1967年)に活躍していたアーティスト達のアルバムジャケットのパロディになっているようです。これはDOORSだと思われます。ちなみに帯の推薦文?はオーケン(大槻ケンヂ)が書いています。

地獄に堕ちた子供たち

続いて第2弾『地獄に堕ちた子供たち』

1曲目「地獄に堕ちた子供たち」
地獄に堕ちた子供たちが、決して終わることのない地獄の責め苦を受け続ける阿鼻叫喚の世界を描いた曲です。どんなに辛くても死んで終わりにすることのできない地獄の苦しみ。ミラン・クンデラは『不滅』という小説の中で不滅についてニーチェの永劫回帰などをモチーフにして書きましたが、「繰り返す」ということに対する恐怖は洋の東西を問わずにあるのでしょう。まあ、『不滅』は恐怖を描いた作品とは言えないかもしれませんが。

2曲目「一ツ目小僧」
曲調は人間椅子のようです。鈴木研一さんが歌ったらよく合いそうな感じです。しかし、凶子さんのドスの効いた歌声が乗ると不思議とやはり犬神の楽曲になる辺りがボーカルの存在感の成せる業なのかもしれません。ギターソロでは色々な事をやっていて聴いていて楽しいです。

3曲目「苦界浄土」
水俣病を題材にした「苦海浄土」(石牟礼道子著)にインスパイアされた曲らしいです。オリジナルは『蛇神姫』に収録されています。もともとレゲエ調のリズムだったものですが、かなりアレンジされています。オリジナルバージョンが好きだったので慣れるまで違和感がありましたが、聴き込むとこれはこれでありかな、と。ギターソロとかもかっこいいし。

備考
裏ジャケットは必見。帯の推薦文?は人間椅子の鈴木研一さんです。ジャケットは説明するまでもなく、ビートルズの『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』。The Mothers of Inventionも入っているようです。

たからもの

続いて第3弾『たからもの』

1曲目「たからもの」
一般人から見たらどうでもいいと思われるかもしれないようなものを集めてしまう、所謂オタクと呼ばれる人を主人公にした歌詞です。蒐集癖のある人の行動を肯定するわけでもなく否定するわけでもなく、オタクの視点で淡々と語られているように感じます。
疾走感のある気持ちいい楽曲です。歯切れのいいギターのカッティングとベースのリフが非常にかっこいい。凶子さんの唄も心地よく胸に響きます。今回のシリーズの中で1、2を争う好きな曲です。

2曲目「裸のマリー」
これは凶子さんによる作詞で、女優を夢見るストリッパーの歌です。あまり頭は良くなさそうですが、頭が悪いなりに悟りを開いているよう。この世を悲観するのでもなく、「世の中なんてこんなもん」と見切りをつけて夢見ることで何とか生きている感じの主人公です。曲はGS調のミディアムテンポのロックです。

3曲目「気ままな旅を」
これは以前ファンクラブのイベントで配布したCD-Rに入っていた曲の再録みたいです。僕は持ってないので違いはわかりません。ジンさんがメインボーカルのパンキッシュな曲です。

4曲目「竹田の子守唄」
赤い鳥がカヴァーして有名になった京都民謡です。と言っても赤い鳥バージョンは聴いたことがないです。被差別部落の歌であるがために放送禁止楽曲となっているみたいですが、非常に美しい旋律で大好きな曲です。フォークのトリビュートアルバム『フォーエバー・ヤング〜トリビュート・トゥ・グレート・フォーク・ソングス〜』に収録したものとは別に再録したものになっています。

備考
帯のコメントは陰陽座の瞬火さんが書いています。アルバムジャケットはジャニス・ジョップリンのチープ・スリルが元ネタのようです。絵はおそらく明さん作かと。

バビロニア恋物語

続いて第4弾『バビロニア恋物語』

1曲目「バビロニア恋物語」
中近東風音階。ディスコビート。スライドギター。スラップベース。ディスコビートは過去に何度かありましたが、新しい犬神満載の曲です。サビ前のギターとベース、ギターソロの入りのボーカルとギター、アウトロのギターとベースなど、各所でのユニゾンも聴きどころかと思います。歌詞はバビロニア王国が舞台になっているようです。また、ドラムにはゲートリバーブがかかっているそうです。

2曲目「ディストピア」
情次2号さんの作詞作曲。個人的にこういう曲大好きです。今回のシリーズで「たからもの」と1、2を争う好きな曲。重いリフもいいし、メロディーラインも心地いい。犬神のメインコンポーザーは勿論明さんだと思いますが、「平成デモクラシー」「影ひとつ」など情次2号さんもいい曲を書いていると思います。

3曲目「少女地獄」
犬神の最初の音源『御霊前』に収録されていた曲の再録です。その後も何度かモチーフになっている近親相姦もので、これは父親と娘バージョン。娘の視点で描かれたこの曲は、サビ以外の部分が独白形式になっていて、役者としての凶子さんの上手さも堪能できます。「父親憎悪」でもメロディーに語りを乗せる手法がありましたが、筋少好きとしてはやはり「語り」は必聴です。また、「少女地獄」と聞くと夢野久作を思い出しますが何か関係があるのでしょうか。明さんも夢野久作好きそうだし。

備考
ジャケットはクリームのパロディーになっているようです。

いつか

続いて第5弾『いつか』

1曲目「いつか」
シリーズラストのタイトル曲ということでバラードです。美しい旋律の曲です。内容も普通に男女の別れを描いた作品で犬神らしくない気もします。こうなると凶子さんが歌っているので主人公が女性であるように思いますが、「実は主人公が男なのではないか?」などと疑いたくもなります。深読みしすぎ?それとも明さんが「サマー・オブ・ラヴというムーブメント」に対するノスタルジックな気持ちを「あなた」と擬人化しているのではないか?とか色々解釈できるようになっています。それも深読みしすぎ?

2曲目「運命」
曲調はがらりと変わって今度はハードロック調の曲。かなり派手な女性が男を振り回し「いい思い」をしていたはずが、いつの間にか気まぐれな運命によって「惨めな生活」に転落してしまうという内容の歌詞です。ギターソロではパッヘルベルのカノンをアレンジした部分が出てきます。カノンと言えば戸川純さんの「パンク蛹化の女」でも出てくるなどロックの世界ではよく引用されている気がします。カノンに限らずロックミュージシャンはバロック音楽が好きなのでしょうか。バッハとか。

3曲目「餓鬼」
犬っ子の間では「電車の唄」として知られている曲です。アヴァンギャルドな演奏に詩の朗読という初期の犬神を象徴する曲だと思います。歌詞は、発狂した電車の運転手が起こした電車事故のオドロオドロシイ情景を乗り合わせていた主人公の目線で語っていくというもので、一度聴いたら忘れられないインパクトがある曲です。

備考
今回のジャケットはジェファーソン・エアプレインの「シュールリアリスティック・ピロー」が元ネタらしいです。僕はこのアーティスト知りませんでした。

そしてどうやら全CDの帯についている応募券を集めて送ると素敵なグッズがもれなくもらえるらしいです。詳しくは犬神サーカス団のHPを見てください。

2007年9月12日 (水)

筋肉少女帯「新人」

昨年復活した筋肉少女帯(以後、筋少)がおよそ10年ぶりにオリジナルフルアルバムを発売しました。

そのタイトルが「新人」。

7月に渋谷C.C.レモンホールで行われた「すかんちvs筋肉少女帯」のツーマンライヴでオーケン(大槻ケンヂ)はCDタイトルを発表して、オーディエンスの失笑に激しくうろたえていましたが、そのCDがついに先週発売されました。

およそ10年の活動停止期間があるため、現在の多くの若者にとって筋少は「新人」も同然の認知度だからタイトルを「新人」にしたとか、「新人の気持ちで」というようなことを各誌のインタビュー等でも筋少メンバーが話していましたが、昔からの筋少ファンにとっては去年の復活劇はまさに「待ってました」という感じだったわけです。

時は折りしも80~90年代に活躍したバンドの再結成ブームだったため、「小銭稼ぎだ」等と揶揄されることも少なからずあったかもしれませんが、やっぱりファンにとっては嬉しいニュースです。

僕などは筋少ファンになり、「ライヴに行こうかな」と思った矢先に「活動停止」という最悪のタイミングだったため、今年の7月に初めて筋少ライヴを観れたのは奇跡的で、まさに「生きてて良かった」と思わずにはいられなかったわけです。

しかし、筋少復活を待ち望んだ昔からのファンの間でも「新曲」となると意見は分かれるのかもしれません。

「新曲なんかいいから昔の曲を演ってほしい」という意見の人もいるでしょう。なんせ筋少は長い活動期間中、メンバー交代があり、俗に80年代筋少と90年代筋少というものが存在し、「私は80年代筋少が好きだったから」とか「僕は90年代筋少の方が好きだ」などといった意見もあるくらい昔からのファンは昔の筋少にこだわりや当時の思い出があるので「現在の筋少」に抵抗があったりもするかもしれません。そのことは筋少メンバーも重々承知しており、制作前から色々と話し合ったことと思います。

色々考えた末の新作発表。

僕は昔からの筋少ファンと言えるほどコアなファンではなく、せいぜいファン暦は10年程度です。80年代の筋少も好きだし、90年代の筋少も好きです。エディ(三柴理、旧三柴江戸蔵)は1番好きなピアニストだし、橘高(橘高文彦)は1番好きなギタリストです。そして願わくば2人の演奏に乗せたオーケンの歌を生で聴いてみたいと思っていたわけです。エディは今回サポートという立場での参加であるため、その辺りが少しだけ残念ですが、それでも新作にはとても期待していました。

mixiの筋少コミュでも「新人」が話題になっています。「イワンのばか'07」等の昔の曲の再録に関しては賛否両論あるようですが、新曲に関しては概ね受け入れられているのではないでしょうか。もし1曲でも「いい」と思える曲があったなら、昔からのファンでも新しくファンになった人でも買って損はないと思います。

個人的には「Period」や「黎明」といったエディのピアノ曲も好きだし、橘高のX.Y.Z.→Aを髣髴させる「トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く」や流麗なピアノと感情的なギターソロが聴ける「交渉人とロザリア」、オーケンならではの詞を乗せた高速チューン「ヘドバン発電所」、おいちゃん(本城聡章)のポップセンスの光る「その後or続き」や変拍子の心地よい「未使用引換券」など、どれもこれも大好きです。そして何と言っても「黎明」から「モーレツア太郎'07」の流れは鳥肌が立つほどいいです。「モーレツア太郎'07」は歌詞も好きですが、それ以上に曲、というかギターがかっこいいです。おいちゃんのカッティングもいいし、橘高のバッキングもオブリガートも大好きです。この曲は間奏がピアノソロのためギターソロがないのですが、それなのにこんなにギターのかっこいい曲はあまりないと思います。そして最後に「新人バンドのテーマ」という曲が入っていますが、この歌詞こそ長年復活を願っていた筋少ファンの気持ちを歌っているのではないかと思いました。

最後に以前mixiの日記に書いた「すかんちvs筋肉少女帯」のライヴの感想を載せておこうと思います。

7月13日記
もう先週の話ですが、
木曜日に渋谷C.C.レモンホールにて
すかんちvs筋肉少女帯のツーマンライヴを観てきました。
渋谷C.C.レモンホールは昔渋谷公会堂だったところです。
座席は2階席でしたが武道館などと比べると会場は小さいので
上からよく見えました。
イス付きのライヴは久しぶり。
出順はすかんちが先でした。
会場が暗転し、ライトに照らされながら
メンバーが登場。ローリーが出てくると一際大きな歓声が
上がりました。赤のラメ入りの派手な衣装でした。
赤のテレキャスを肩から下げて
まずはごっつええ感じでもお馴染みだった
「恋のミラクルサマー」で始まりました。
すかんちと筋少は結構ファンがかぶるのか、
みんな始めからノリノリのノリスケさん状態でした。
途中知らない曲なんかもありましたが楽しめました。
なかでも「フローラ」という曲はすんごいカッコ良かったです。
そして盛り上がったままラストは当然というか
またまたごっつええ感じでお馴染みの
「恋のマジックポーション」
みんなで大合唱して終わりました。
初めて観たすかんちのライヴはかなり楽しめました。
今度は「ペチカ」とかも聴いてみたい。
その後10分くらいのセッティング時間を経て
ついに筋少登場。
待ちに待った筋少!一体この時を何年待ったことか。
今日はツーマンで持ち時間が少ないためか
オーケンは最初からお馴染みの特攻服を着て登場。
頭には勿論プロピアのモヒカン。
いきなり「イワンのばか」のイントロが流れ、
客席のテンションもMAX。
そして1曲目が終わった途端長めのMCに突入。
ツーマンで持ち時間が少ないにもかかわらず。
ブースカとのコントから新曲「仲直りのテーマ」に。
位置としては特撮における「特撮のテーマ」とか
そんな感じの曲でした。
その後は「踊るダメ人間」でダメジャンプ!
階段で跳びにくいけどとにかくジャンプ!
両手をバツにしてジャンプ!
今回のライヴの音源が今度のCDに使われるということで
「次辺り大きな声出しておいたほうがいいんじゃないのかい」
という振りで続いて「君よ!俺で変われ!」
久しぶりにやったらしいですが
筋少ライヴ初参加なのでどんな曲でも嬉しい。
そして次は「日本を印度にぃ!」「しーてしまえ!」
のお馴染みコール&レスポンスで始まる
「日本印度化計画」
橘高のクラシカルな決めソロがたまらん。
しかし始めから思ってたのだが何となく音が聞こえにくい。
音が大きすぎるのかPAが悪いのか、
少なくとも2階席にはギターの低音とかが
特に聞こえませんでした。
その後もライヴは
「香菜、頭をよくしてあげよう」
「戦え!何を!?人生を!」
と続きます。この曲のアウトロ大好きです。
でもやっぱり聞き取りづらい…。
そして「サンフランシスコ」
もっと長くエディと橘高のソロの絡みが見たかったと
思うほどにこの二人の掛け合いは素晴らしい。
そしてラストは「モーレツア太郎」
曲も歌詞も大好きです。この曲。
音響はイマイチな部分がありましたが
ギターを振り回す橘高も見れたし良かったな、と。
MCで印象に残ってるのは、
秋に新しくCDをリリースすることを
発表したときのオーケン。
まずは「仏陀L2」で笑いを取ったまでは
良かったけど、その後
「8年の活動休止を経て、今は新人のような気持ちで」
とかそんなような前フリで「『新人』だ」と言った途端
会場からは失笑が。
明らかにその反応にうろたえるオーケン。
あからさまに動揺している様子に皆大爆笑でした。
そして最後アンコールではエディを除く筋少、
すかんちのメンバーが登場。
アンコール曲は「紅」とか「蝋人形の館」なども候補に
上がったらしいですが超定番の「学園天国」に。
エディが最後現れなかったのは残念でしたが
最初から最後まで楽しいライヴでした。
今度は両バンドともライヴハウスで観たい。


新人