« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »

2009年7月

2009年7月26日 (日)

おくりびと

先日、越谷サンシティで映画「おくりびと」を観て来ました。
だいぶ前にアカデミー賞外国語映画賞などを受賞し、
相当話題にもなったので今更説明するまでもないと思いますが、
納棺師の話です。
笑いあり涙あり、そのバランスが絶妙で
観終わった後は心地よい感動が残りました。
一番心に残ったのは、広末演じる美香が
「夫は納棺師なんです」という場面です。
職業に貴賎なしとは言いますが、
遺体を扱う夫の仕事に穢れを感じて
一度は実家に帰ってしまった美香が、
夫の実際の仕事を目の当たりにし、
納棺師の認識を改め、
かつて「(納棺師だと)胸を張って言えるの?」と
夫に詰め寄ったことさえあったのに、
最後「夫は納棺師なんです」と言ったことに
グッときました。

また、個人的に印象に残ったのは、
本木演じる大悟が妻の美香から
納棺師なんか辞めて普通の仕事に就いてほしい
というようなことを言われたことに対して
「普通って何だよ!」と言った場面です。
僕もつい先日妻とのやり取りの中で、
話の内容こそ違いますが、
やはり同じ言葉を口にしたばかりだったからです。
プロタゴラスは「人間は万物のメトロン(尺度)である」
と言いましたが、「普通」という尺度も人によって違うので
誤解が生じることもあるのだと思います。
夫婦と言えどもお互い理解し合うには、
話し合うことが重要なんだと改めて思いました。


おくりびとおくりびと


販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する


2009年7月20日 (月)

若いうちに読みたい太宰治

若いうちに読みたい太宰治 (ちくまプリマー新書)若いうちに読みたい太宰治 (ちくまプリマー新書)


著者:齋藤孝

販売元:筑摩書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

僕はもう若くはないけど、読んでみました。
今年は太宰生誕100年とかで色んな特集を目にします。
この本は、おそらく10代をターゲットに書かれたものなので、
何だか取り残された気分にもなりましたが、
著者の太宰に対する思い入れがとてもよく伝わってきて、
太宰の作品を読んでみたくなりました。
僕も10代の頃に「人間失格」を読んで、
「これは自分のことではないか?」というくらい共感を覚えたものです。
しかし、その後「太宰は思春期に罹るはしかのようなものだ」という
誰が言ったか忘れてしまった言葉が心に引っ掛かり、
齢を重ねるにつれて太宰作品を読むことが気恥ずかしく思え、
最近では「今更太宰?」とちょっと小馬鹿にしてさえいた気がします。
ここはちょっと心を入れ替えて、
再び太宰作品と対峙してみたいと思います。
まだ読んだことのない「斜陽」が傑作と名高いようなので、
とりあえずその辺りを読んでみます。


斜陽 (新潮文庫)Book斜陽 (新潮文庫)


著者:太宰 治

販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


2009年7月18日 (土)

作業所の近況(2009.7.18)

5月、6月と近況を伝えていませんでした。
その間、気温はどんどんと上がり、蒸し暑い日が続いております。
如何お過ごしでしょうか。
私は元気です。

前回の近況後、事業内容に変化がありました。
【草加せんべいの仕入れ販売】
【箱組立の内職】
【地域新聞のポスティング】
の3事業は継続していますが、
メール便の配達は6月をもって終了となりました。
理由としては、続けられる人がいなくなってしまったからです。
平成17年から始め、丸4年請け負っていた仕事でしたので、
最後の配達日は感慨も一入でした。
結局4年間でメール便に関わった利用者は6名でしたが、
それぞれの利用者と一緒に配達した日々が思い出されます。
なかなか地図を覚えられず、違う道を走っていき、
全く違う所へ行ってしまう人。
そして、自分で間違いに気付くまで黙っていようと、
ひたすらついていく私。
雨が降る中、メール便が濡れないように気を遣いながら、
そして誤配がないようにポストに投函する前に
何度も表札と住所を確認する人。
困った時にいつでも親切に教えてくれたヤマトの職員。
終わってしまうのは寂しい限りですが良い思い出がたくさんできました。

そして、終わることがあれば始まることもあります。
6月から新たな作業として清掃業務を請け負うことになりました。
消費者金融の無人契約機を週3回清掃しています。
場所は草加1箇所、八潮1箇所の計2箇所です。
希望者4名に現在同行しながら清掃手順を教えており、
すでに何人かは一人でできるようになりました。
今後清掃場所が増えていけば確実な収入源として
期待できるのではないかと考えています。

また、6月末から1週間継続して会議を開き、
作業所内での喫煙と、工賃の分配方法の問題を話し合いました。
喫煙に関しては、今まで作業所内でのルールとしては
換気扇付近を喫煙場所とし、タバコを吸う時は換気扇を回す、
というもので、分煙できているとはとても言えない状況だったため、
非喫煙者がかなり我慢を強いられる状況でした。
そこで、今回の話し合いをもとに
今後はビニールシートで喫煙場所を仕切り、
作業所内での喫煙時間を9時半から16時半までとしました。
今後はこれで経過観察し、それでも問題があるようであれば
また何らかの対応をしていきたいと思っています。

工賃の分配方法に関しては、
これまでは累積作業時間を多少考慮する程度で、
基本的には作業時間に応じて工賃を分配していました。
しかし、それでは作業能力や取り組み姿勢の違う利用者に対して
同じ配分割合となってしまい、頑張ってやっても手を抜いてやっても
同じ金額となってしまいます。
報酬が全てではないにしても、これではモチベーションに繋がらないのではないか。
そんな思いから、利用者に意見を求めることにしました。
勿論、みんなそれぞれ病気や障害を抱えながら作業に取り組んでいるので
能力に違いが出てしまうのは仕方が無く、
それを評価基準に直結させてしまうのは酷かもしれません。
また、取り組み姿勢に関しても、
もしかしたら薬の副作用によって怠けているように見えているのかもしれません。
内面をきちんと評価することは難しいことだと思います。
しかし、今のままで良いとも思えません。
とりあえず今回の話し合いをもとに、
次回、スタッフから具体的な評価基準案を提示して、
それをもとにさらに利用者の意見を聞いていこうと思っています。

2009年7月12日 (日)

ひとまず終了

日本人のためのイスラム原論Book日本人のためのイスラム原論


著者:小室 直樹

販売元:集英社インターナショナル
Amazon.co.jpで詳細を確認する


「日本人のための宗教原論」を読んでいたのでイスラム教のアウトラインは掴めていたと思いますが、この本ではさらにイスラム教がこれまでの世界史にどれほどの影響を与えていたか、なぜ日本にはイスラム教がなかなか根付かないのか、イスラム教と近代資本主義の相性の悪さなど、さらにイスラムについて知ることができました。

2009年7月 2日 (木)

天体ショー

7月22日に日本でも皆既日食が見られるそうです。
ただ、本州では部分日食だとか。
とりあえず来る日に備えて日食グラスを購入しました。
あとは当日晴れることを祈るのみです。

7月22日皆既日食を見よう【ビクセン】日食グラス 紺色7月22日皆既日食を見よう【ビクセン】日食グラス 紺色


販売元:イケマン楽天市場店

楽天市場で詳細を確認する


« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »