今回は簿記2級受験体験記です。
【はじめに】
僕はもともと商業高校に通っていたわけでもなく、
大学等でも経済学や会計学などは
学んだことがなかったので
ほぼ初心者だったと考えていただいて
差支えないと思います。
ただ、作業所での業務内容として
予算書や決算書の作成を
行っていたので、多少のアドバンテージが
あったかもしれません。
受験の動機としては
業務上(予算書や決算書の作成など)
簿記について学んでおく必要を
感じたからです。
【勉強方法】
まず、簿記について
基礎から学ぶため
簿記3級のテキストを買いました。
テキストは本屋で平積みされていて
見やすそうなものを選びました。
テキストは7日で読み終わるように
構成されていましたが
そんなに真面目に
取り組まなかったため
一通り読み終わるまで
2か月くらいかかったと思います。
3級は商業簿記のみなので
とりあえず続いて2級の商業簿記のテキストを
買いました。
こちらも7日で終わるように
構成されていますが
やはり読み終わるのに
2か月程度かかったと思います。
おそらく真面目に取り組める人であれば
7日で終わるのかもしれません。
ここまでは商業簿記ですが、
基本的に商業簿記はルールを
覚えていくことが中心なので
読んで理解できたらとりあえず進んで
いって構わないと思います。
この時点では完璧に覚えていく必要は
ないと思います。
わかったつもりになって
進めていくことが大事です。
商業簿記を一通り終えた後、
今度は工業簿記のテキストを
買いました。
これも7日で読み終わるようにまとめて
ありますが、僕は2か月ほどかかりました。
工業簿記は2級で登場するものですが、
商業簿記との違いは原価計算だと思います。
原価計算と言っても1次方程式が解ければ
誰にでも理解できます。
ボックス図の書き方さえ覚えれば、
計算がメインなので
商業簿記より覚えることは少ないと思います。
特に中学の時
塩水問題が得意だった人なら
楽しく勉強できると思います。
ここまでのテキストを読み終えた段階で
次に過去問に取り組みました。
解説がわかりやすそうだったので
これにしました。
(僕が受験したのは2月だったので
’09年2月検定対策とかだったと思います)
簿記に限らず資格試験では
過去問を解くことは必須です。
問題の傾向と対策がわかるようになります。
また、自分の理解度のチェックもできるので
どこを重点的に復習すれば良いかもわかります。
簿記試験で問題なのは
時間が足りないということです。
全てきちんと手順通り解いていこうと思ったら
時間内には終わりません。
省略できる部分は省略して
求められている部分だけを
解いていく必要があります。
そのためには最低でも合格点が取れるように
なるまで解くことをお勧めします。
僕は8回分くらいは解いたと思います。
過去問に着手したのが1か月前だったので
それくらいしか取り組めませんでした。
【おわりに】
簿記を勉強してわかったことは、
簿記というのは
あくまでも財務状況を把握するために
作られた人工的なルールなので
それぞれのレベルに応じて
求められる精度が違っています。
円周率で例えるなら
簿記3級は円周率を3として
計算しても構いませんよ、
簿記2級は円周率を3.14として
計算してください、
簿記1級は(勉強してないので
おそらくですが)円周率を3.141592として
計算してください、
と言われているようなものだと思います。
ちょっと例えが分かりにくいかも知れませんが
円周率が無理数であるように
実務はどこまでも複雑なので
正確には記録できないことがありそうです。
従って資格というのは
あくまで理解度の目安に過ぎません。
大事なのは資格を取ることではなく、
受験勉強で学んだ知識を
実務で生かすことです。
それでも「とりあえず資格を」と思う方は
以上の勉強方法で十分合格できますので、
あまりお金をかけずに資格取得を目指してください。